山田的行政書士試験攻略プラン
こんにちは、山田です。扇風機がほしいです。
前回の記事では、「行政書士とは?」「行政書士試験ってどんなもの?」というところを書かせていただきました。
electric-yamada.hatenablog.com
行政書士試験の概要について把握できてきたところで、具体的に学習プランを練っていこうと思います。
学習教材を買ってこよう!
山田的学習教材購入のポイント
今年、平成29年度の行政書士試験が、11月12日(日)と公示されましたので、
試験まで残り132日。4カ月ちょいですね。
山田は現在無職なので基本毎日の時間を勉強に当てています。
仮に最低でも1日6時間は行政書士の学習に当てられるとすると、792時間。
大体平均して400~500時間が合格に必要な学習時間と聞きますので、時間としては十分かなと。とにかくペースを維持してやっていきたいです。
さて、なにからはじめていくかということで、まずは問題集、過去問を買ってきました。
ちなみに山田は公務員試験もそうですが、予備校や通信講座は使っていない独学スタイルです。理由はお金がないからです泣
話が逸れましたが、山田は公務員試験のおかげで法律についてはまったくゼロベースではないので、まとまった参考書やテキストといったものは買わず、まずは問題集、過去問から入っていきたいと思います。
必要を感じたらなにかテキストの購入も考えますが、まずは過去問。
敵を知るにはとにかく問題集。
今回山田がチョイスしたのはこれです。
本屋さんにいくといっぱいテキストや問題集が並んでいて、どれにすればいいか悩みますよね。山田もよく悩みます。ネットでレビューなどを見たりなんだりと振りまわされてます。まぁ結局のところ、どれを使ってもそんなに大差はないよなぁと思ってます。
そんなことを言いつつも、一応選んだポイントなどありまして...
- まず体系をつかみたいのでできれば1冊にまとまっているやつが欲しい
- 問題と解説が見開き1ページでまとまっていて欲しい(左に問題、右に解答というページスタイル)
- 文字の大きさとかサイズ感が自分になじむものかどうか
ざっとこんな感じです。大事なのは2.ですね。山田は問題集にガリガリ書き込みをして覚えていくタイプなので問題・解答が見開きで収まっているのは大事な条件です。
問題冊子と解答冊子がそれぞれバラであるのはどうかいうとアリです。
ナシなのは問題と解答が裏表になっているやつです。勉強しづらいのでNG。
3.については書き込みをしていくこともあり、極端にテキストの文字が小さかったり、またはページのレイアウトがごちゃごちゃしてて見にくいと思ったものは極力避けています。
ということで、自分の中の条件を一応満たしていたこともあり、この問題集にしてみました。
問題集を分析する!
新しく買ってきた教材、あなたならどうしますか?
パラパラと眺めたり、早速問題を解き始めたり、買って満足してそこら辺にポイッと、、、笑
試験まで長く付き合うものですので、まずきちん挨拶を、、、もといどんな問題集なのか軽く見ていきます。相手を知ることは大事ですよね。
本屋さんでパラパラと見てはいるので、ざっくりと構成はわかっているものの、改めてどんな問題集なのか、まずは目次を眺めていきます。
目次は本の自己紹介ですので、本を理解するにはまずは目次。
目次に目を通したあとは、問題集をパラパラッとざっくりざっくり眺めていきます。
ちなみにこの問題集は厚みが約3cm、ページ数は630ページほどです。
頭に目次やガイダンスのページが約30ページほどあります。ボリュームありますね。
で、ボリュームもあり、このままだと勉強しづらいのでバラバラにします。
バラしてみますと、この問題集は5つに大別しているのがわかります。
- 目次とガイダンス
- 法令等科目
- 記述式問題
- 一般知識等科目
- 平成28年度本試験問題・解答解説
ガイダンスのページに「本書の構成」とわかりやすくまとめられていました。
過去問題とオリジナル問題の複合型で、法令科目の収録問題数は本試験の出題科目数と同様に行政法が一番多く、次に民法、憲法、商法、基礎法学となっています。
この構成を眺めつつ思うのは、まずはこの1冊を攻略するのが前提なのですが、これだけではこなす問題数が少ないかなと。
ちなみに公務員試験のそれぞれの科目の過去問集です。公務員試験でさえこれだけありますから、やはり行政書士をこの1冊だけで攻略するのはいささか不安。。。
なのでいづれは他の問題集にも範囲を広げて、こなす問題数を増やしていく必要があるかなと思います。また公務員試験の過去問を回しても十分知識はつきますし、併行利用もありですね。ただまずはこの1冊。恋愛も問題集も一途な気持ちが大事です。
具体的な学習プラン
さて、買ってきた問題集がどんなものなのかをざっくりと俯瞰したあとは具体的な学習プランを策定していこうと思います。
山田式プランニングはざっくりをモットーにしております。
- 平成28年度の本試験を規定時間を使って解いてみる
- まず1週間で憲法、行政法、民法、基礎法学を1週以上回して感触を確かめる。(憲法と基礎法学は量が少ないから2週はいけるか)
- 2週目は記述式問題も解いていく。引き続き憲法、行政法、民法、基礎法学部分は回していく。
- 3週目は3を引き続きこなしつつ、情報通信・個人情報保護も回していく。
- 4週目は3をこなしつつ、政治・経済・社会・文章理解を軽く見ていく。本気を出さない。
- 学習の比重としては行政法と民法にウェイトを置く。
- 六法と法律テキストは適度参照する。
- 商法は一旦寝かす。
- 公務員試験の過去問も併行利用してみる
- 1冊がほぼほぼ攻略できたら行政書士過去問の数を増やす
- 予想模試は適度に
こんな感じでざっくりとプランニングしてみました。
最初は憲法と基礎法学から回し始めて、何週かこなした後に行政法へ・・・のように少しずつ範囲を広げていくパターンも考えています。進捗具合みつつ考えてみようと思います。
何にしてもまずは去年の本試験を使い、今の自分の知識でどこまで解けるか試してみます。そこから問題集に取り組み始めて、1ヶ月を目処にこの問題集に書かれていることを消化したいですね。
商法はできれば捨て科目にしたいと考えています。出題数が少ない割に覚える量が多いかなぁ。初学なこともあり、費用対効果が悪いという印象があります。商法にかける分を行政法と民法に振り分けたいと思います。余裕を感じたら手を出すかもしれません。
また行政法と情報通信・個人情報は条文と法体系をしっかりと記憶していけば得点が伸びると思いますし、民法は条文や事例がとても多いので限られた時間で上手く取り組みたいです。民法は公務員試験でも苦しんでいる科目なので、なんとかここで得意科目にもっていきたい。
あとは各出版社が予想模試や模擬試験集を出しているので、適度にやっていきたいと思います。各出版社が本気を出しているところだと思うので、十分に活用したいです。
そんな感じでまずは上記内容をこなし、1ヵ月後に進捗状況をみて再プランニングをしようと思います。
次回は昨年度(平成28年度)の本試験を解いてみての感想などをアップできればと思います。それでは今回はこの辺で。
山田電氣